講座参加後に撮影した、ママさんたちの素敵な写真を紹介します♪
写真下は、サカシタヤマト先生からのコメントです。
結構撮りなれていらっしゃるのでしょうか?
子ども写真で一番重要な背景、表情どちらもとてもいいです。瞳がキラキラ輝く位置から撮られているので、なおさら表情が良くなっていますね。
おしゃるとおり、太陽が横からお子さんの左頬のあたりを強く照らしてます。
あとほんの少しだけ左側から撮影すれば、この強烈な日差しは防げたような気がします。
それともう一点、セミナーでは時間の関係でお伝えできなかったのですが、
人物写真でカットしてはいけない個所があるのです。それは手首と足首です。
お子さんの左手のカットはOKです。でも右手は手首で切れていますね。
この場合は手のひらまで、ちゃんと写してあげた方が良かったでしょう。でも、全体的にはとてもきれいに撮れていますので、この調子で頑張ってくださいね。
シュークリームでしょうか?
すごく楽しそうで笑顔が素敵な写真です。瞳もキラッと輝いてますね。
ブレが見受けられますが、むしろブレたことでお子さんの表情に動きが出ました。
また、写真の明るさも適正です。この写真で私が気になるのは、ブレではなく画面左上です。何か台のようなものが写ってますね。この素敵な表情に、後ろの台は似合わないので、カットしてしまいましょう。
このシーンではもっとお子さんに接近して撮影すれば、台は写らなかったんじゃないでしょうか。カメラにシュークリームがつくくらいです。(笑)
目の付け所はすごくいいので、これからは画面の四隅にも注意しながら撮影してくださいね。応援しています。
とっても素敵な表情でカメラを意識することなく撮れています。
お子さんを撮るときはこのくらい近づいて撮ると良いですね。
この写真は上から見下ろして撮っていますが、逆にお子さんよりも低い位置から見上げるように撮ってあげると、希望を感じる写真になったと思います。
ご質問は、写真家土門拳が写文集「腕白小僧がいた」の中で言っていた言葉ですね。
私も大好きな言葉です。
「こどもを撮っているときは、それが二度と撮れないといった厳しさは、
それほどにも感じていないときもあった。そんなものはいつでも撮れると
思っていたのだが、実際には、そのとき、それを撮っておかなければ、今となっては、
もう二度と撮れないのである。」
こういう気持ちを忘れずに!
この写真で最も良かったのは、ハンマーをブラしたことです。
高速シャッターだとハンマーがくっきり写ってしまい動感が出ません。
たった1枚の静止画で動きを表現しようと思ったら、ブレ(スローシャッター)を有効に使うのが一番です。
お子さんの真剣な表情もいいですし、写真を見ているだけで「トントントン」という音が聞こえてくるようです。バックに注意を払えば、写真はもっと良くなりますよ。
お子さんと青空と滑り台。
とてもシンプルにまとめられて、すっきりとした印象を受けます。
写真に写るアイテムを少なくすればするほど、写真は綺麗に仕上がるということを忘れないでくださいね。
このような絶好のシチュエーションならば、やはりアングルを先に決めるのが良いでしょう。
どの角度から撮れば滑り台がカッコよく見えるか、青空が綺麗に見えるか、慌てて撮る必要はありません。お子さんが遊んでいる間に良~く考えてください。
そしてアングルを決めた後にお子さんを連れてきて撮影を始めれば良いのです。
お子さんが興味を引きそうな小さなシールを滑る台に貼るなどして誘導してあげると、自然な雰囲気の写真が撮れますよ。
子ども写真はこうでなくっちゃいけませんね。
お子さんの表情が最高に良いですよ。わずかに手を画面にいれたのも正解だと思います。お子さんの無邪気さが伝わってきます。
レースのカーテンからの柔らかい光が顔を明るく照らしています。
部屋の電気を消した状態で撮っておられますが、部屋を明るくして、写真の左右の明暗差を少なくして撮ってたら
もっと素敵な写真になるような気がします。まるで明治安田生命のコマーシャルを見ているようです。
すごく明るく撮られましたね。
まるで天使が眠っているようです。
「これはいくらなんでも明るすぎるよ」という先生もいるかもしれませんが、私は許容範囲だと思います。
思いっきり明るくしたり、暗くしたりして撮っていると、そのうちに自分の好きな露出がわかってきます。この調子で頑張ってください。
この写真はホワイトバランスを調整すれば、もっと健康的な肌色が表現できたと思います。
ホワイトバランスを曇りモードに設定すると写真全体が淡いオレンジ色になり、顔の色がちょうど肘のあたりのような小麦色になります。次回是非チャレンジしてみてください。
パズルをやっているお子さんの表情良いですね。さらにこの写真、髪の毛の輝きがとても美しいです。
真上からの光の影響で、頭のてっぺんに輪ができているのがお分かりいただけるでしょうか?
写真の世界では、これを「天使の輪」とよんでいます。スタジオではモデルの髪に天使の輪がでるようなライティングをして撮影します。
そのくらい写真の中で髪の毛の輝きは大切です。
このシチュエーションならもう一歩お子さんに近づくと背景も整理できますし、もっとお子さんの表情が生きてきたことでしょう。目の付けどころはこれで良いですよ。
新しいカメラを是非使いこなしてくださいね。
お子さんが何か心配そうに見つめています。
この視線の先がとても気になりますね。お子さんはいったい何を見ているのでしょう?
視線の先にあるものをややボカし気味に入れても良かったですね。左上の背景は整理が必要です。
しかし、あえて笑顔以外の写真で勝負する姿勢はとても好感が持てます。
是非お子さんのいろんな表情を撮ってあげてくださいね。
きっと将来思い出になりますよ。
水槽とお子さんを絶妙な位置から撮影されていますね。
魚とお子さんの顔を同時に写そうとすると、この位置しかないでしょうね。
水族館の写真はとても難しいんです。まず、人が多くて思うように撮れません。
さらに、水槽は明るいのに室内は暗く、カメラにとって最も過酷な条件なのです。
ではどうしましょうか?私なら子どもの顔を撮ることをあきらめます。
誤解しないでくださいね。子ども写真をあきらめるのではなく、顔を撮ることをあきらめるのです。
まずは、あまり人気のない水槽を探してください。
そこにお子さんを立たせておいて、ややオーバーなゼスチャーで魚を指さしてもらいます。
すると青い水槽をバックにした子どもの綺麗なシルエットができますね。
このように撮るのです。コツは露出を調整して子どもを完全にシルエットにしてしまうことです。
寒くなると水族館は空いてきますから、チャンスかもしれません。
お宮参りですか。
とても可愛く撮れてますね。
背景をドレスだけでまとめた構図はシンプルでお見事ですよ。
ただ少し写真が暗いような気がします。これぐらい明るく撮ってあげるともっと素敵になります。
画像処理ソフトで撮影後に明るさを調整するより、撮影時に明るく撮ってあげる方が仕上がりがキレイです。
お子さんの表情がとてもいいですね。瞳にキラキラも入っています。
下に写っているボールは脇役として画面に入れるのか、それとも入れないのかどちらかはっきりさせた方がいいでしょう。
ベビーカーの上で撮られたのでしょうか?背景が黒ではなく、明るい色だともっと表情の良さが際立ちますよ。
サカシタヤマト先生のHPもチェック!