今日はSMILE編集部員のみなで、行政書士であり、防災士である伊藤聖子(いとうみなこ)先生を迎えて「家族を守る防災力アップセミナー」という講座を受講しました。
母親という立場で被災したなら!
そのときどのように振る舞うことで家族を守れるのか、
そのために今からできる準備はどんなことがあるのかという視点からお話いただきました。
伊藤先生のブログでも紹介してくださっています。
http://office-mi.com/blog/797
災害心理を用いた、より具体的なお話。
「親は子どもを心配するけれども、子どもも親を心配します。」
「『君たちが自分で安全な場所に逃げられないと、お母さんは危険な場所に入ってこないといけないんだよ。』そう伝えると子ども達は皆、真剣に話を聞き始めるんです。」
そうおっしゃられたのが、とても印象的でした。
ならば、親として、子どもに防災力をしっかりつけてもらわねば!と、
こちらも気合入れて、話に聞き入りました。
例えば・・・人は予想できないことが起こったら8秒間止まってしまうといいます。
「恐怖」で動けない体を動ける体にするためには、行動を「習慣」にする必要があるそうです。
そのために日常の生活の中で子どもとゲーム感覚でできることは?
日頃から、もしものときに、近所の方に我が子を気にしてもらえるようになるために。
挨拶しましょう!…当たり前!
あと一言付け加えるだけで印象がぐっと変わる?
そんなご近所付き合いの方法がありました。
被災した家族と確実に再会するために、
日頃から身に着けて持ち歩く情報を書き込んだカードがあります。
合わせ場所はより具体的に設定しておきます。
などなど、早速今日から子どもと一緒に実践できそうな内容がたくさんあり、
大震災から5年になる直前の今日、
防災の大切さは、常日頃から考えて、行動してみるところにあるのだなと気づかされ、
貴重な時間となりました。
そして私たちは、この内容をぜひSMILE読者の皆様にもお伝えしたい!
そんな気持ちになり、
SMILE12号(28年9月1日発刊予定)の誌面で。
小さいお子さんと一緒にできる防災をより具体的にお伝えする予定です。
楽しみにしていてくださいね。
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